金属石鹸

創業80年の実績と安定した品質と供給力

 

このような事でお困りのご担当者様へ!

  • 災害・有事に備えBCP対策をご検討中
  • 植物由来品への切替をご検討中
  • 海外で調達をお考えの方
  • 原料コストの最適化をお考えの方
このような事でお困りのご担当者様へ!

サンエース金属石鹸の4つの強み

災害・有事に強い!国内9拠点の倉庫・港ロケーション

世界有数の生産量を誇る金属石鹸は、災害が少ない「シンガポール」と「マレーシア」の自社工場で生産しています。また、「オーストラリア工場」や「日本本社工場」も共通設備を保有しており、緊急時のバックアップ体制も万全です。

日本国内物流では、災害の影響を受け易い陸送依存を最小化するため、全国5地域、合計9カ所に在庫拠点を配備してます。

全国倉庫・港拠点と平均常備量

# 倉庫 県名 輸入港 主要納入地域 備考
1 北関東倉庫 茨城県 東京港、鹿島港、常陸那珂港 関東以北一円 主力倉庫
2 南関東倉庫① 神奈川県 横浜港 千葉県 本社倉庫
3 南関東倉庫③ 神奈川県 横浜港 神奈川県 門前倉庫
4 北陸倉庫 石川県 伏木富山港 北陸一円 門前倉庫
5 静岡倉庫 静岡県 清水港 静岡県 門前倉庫
6 中部倉庫 愛知県 名古屋港 中部一円、一部関西 主力倉庫
7 関西倉庫 兵庫県 阪神港 関西一円、中国地方一部 主力倉庫
8 九州倉庫① 福岡県 門司港 九州一円、中国地方一部 主力倉庫
9 九州倉庫② 大分県 大分港 九州一円 門前倉庫

※主力倉庫:常時100t以上の在庫を保有
※門前倉庫:年間50t以上ご購入のお客様用倉庫

想定される災害対応事例

関西圏での災害時

他の地域は通常通り稼働していた。
滋賀県方面は中部倉庫よりバックアップ
中国地方は九州倉庫よりバックアップ

九州での災害時

本州からの輸送が制限された。
九州内での配送は可能だったため、九州倉庫へ直接荷揚げし九州内の配送で対応。

北陸の大雪

関西から北陸、関東から北陸、中部から北陸の陸路寸断された。
北陸港に荷揚げ保管していたため、北陸地方内部で大きな納入トラブルはなかった。

東北震災

関東同業メーカーが被災し原料供給が止まった。緊急輸入による代替納入で、顧客の生産継続に寄与した。

新型コロナウィルス

海外工場が一時ロックダウンしたが、国内在庫により在庫不足は発生せず。
また、海外工場も主要産業のため優先的に再稼働し、まもなく通常稼働となった。

採用事例・お客様の声

採用事例① 建材メーカーA社

BCP対応で金属石鹸の複数購買化を検討していたA社様では、弊社を含む国内メーカー各社について立地、生産、物流、原料の各面から評価し、ご採用頂きました。 ポイントは、海外生産品の利点を生かしA社様の近隣港に荷揚げ・在庫することで、災害時の物流寸断リスクを回避出来ること。
また、同一グレードを国内他倉庫でも在庫している点も評価いただきました。
購買担当者 様購買担当者 様
東日本大震災の時、もう一社の原料メーカーが被災し供給が停止した。
サンエースの緊急輸入で、製造ラインが止まらず本当に助かった。
国内物流も混乱していたが、近くの港だったため入庫も容易だった。
遠い港だったらどうしようと不安でしたが助かりました。

採用事例② コンパウンドメーカーB社

震災時には、物流制限で本州からの原料供給が滞って困ったというB社様。
その対策として、原料在庫量の引上げを検討していたそうです。しかし、社内の保管スペースは限られており、社外倉庫もコストが高く折り合いがつかないという状況で、ご相談をいただきました。
同一地域にある倉庫からの配送を提案しご採用頂きました。
購買担当者 様購買担当者 様
製造から原料を切らすと生産できないと言われ、営業からは値上はできないと言われ、経営からは利益を落とすなと言われほぼ諦めていました。
こんな近くに輸入品を在庫していたとは思いませんでした。
採用にあたっては通常の国内メーカーと変わらない対応で、社内部署の賛同を得られ採用しました。

BCP対応のポイント

  1. 海外生産のため、日本災害時も生産は継続可能!
  2. 各地域に倉庫を配備してるため、地域内物流で流通可能
  3. 災害地域への陸路寸断時にも、その地域の港が稼働していれば緊急輸入も可能
  4. 金属石鹸メーカーは、関西・関東に集中しています。関西での災害時は全体の2/3が停止する可能性も
    また、中部地区災害時は、関西・関東間の物流も停止する可能性があります。

安心・安全の100%植物由来品

私どもは、1980年の海外生産移管から植物由来品のみを生産してきました。

動物由来脂肪酸と比べ、植物由来脂肪酸は単一原料のため品質が安定しています。また、油脂目的で栽培される植物の為、安定した供給もその特徴です。

植物由来品への切替も進んでおり、このトレンドは継続されると考えます。
特に、食品包装、化粧品向けではHALAL(イスラム教)KOSHER(ユダヤ教)の認定についてのお問い合わせが増えています。
最近話題のRSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)にも対応可能です。

安心・安全の100%植物由来品

金属石鹸における最近のトレンド

化粧品向け、食品容器向けを中心に植物由来品への切替が加速

日本国内では植物由来脂肪酸は限られており、金属石鹸の原料では、牛脂・豚脂を中心とした動物由来の脂肪酸が使用されてきました。

2000年代初頭、 BSE(牛海綿状脳症)を契機として、主に食品向け用途でお問い合わせが大幅に増加。BSE懸念が後退した後も、化粧品や食品容器向け原料を中心に、植物由来品へのお問い合わせや切替が続いています。

また、動物・植物油脂それぞれに市況があり、騰落が必ずしも一致しないため、原料価格の平準化のため、動植物両方を併用し、価格次第で主力を切り替えるといったお客様もございます。

宗教上の規制を理由に植物由来品に移行する動き

ステアリン酸Caの主力工場があるマレーシアは、イスラム教が国教です。 このため、工場全体でマレーシア政府機関によるHALAL認証を取得しています。ステアリン酸MgやZnを製造するシンガポール工場も、民間認証機関によるHALAL認証を取得済みです。

HALAL認定証をご使用いただく事で、禁忌原料の使用確認といった手続きは不要です。

また、北米を中心に食品向けで要求されることもあるKOSHER認定(ユダヤ教)も取得済みです。同様に認定証のご提示が可能です。

最近話題となっているRSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)認証についても、製造工場では既に対応済みです。日本国内での流通はまだ限定的ですが、ご要望に応じてRSPO対応グレードとしてご提供することも可能です。

※新規お取引にあたり、ご購入予定数量のご提示が必要となります。
イスラム教向けハラル認定書取得 イスラム教向けハラル認定書取得

採用事例・お客様の声

採用事例① 塗料メーカーA社

動物由来の金属石鹸を使用した製品で、ロットによる粘度のばらつきがあり困っているというお客様。 植物由来の金属石鹸を、安定した単一原料品としてご提案したところ、ばらつきが小さく全く増粘しないとの評価でご採用に至りました。
購買担当者 様購買担当者 様
粘度のばらつきが製造直後に判定できないこともあり、クレームに直結し苦慮しておりました。(植物由来金属石鹸の)単一原料によるメリットがあるとは思いませんでした。また製法についても詳しく説明いただき安心して採用できました。

採用事例② 化粧品メーカーB社

化粧品メーカーB社から植物由来の金属石鹸で相談を受けました。実際にはイスラム圏への輸出目的でありHALAL認定の金属石鹸をご提案・採用いただきました。
購買担当者 様購買担当者 様
HALAL認定品があると思わず植物由来品を探していました。HALAL認定書まで添付いただき正直驚きました。

サンエースの植物由来品のポイント

  1. 国内で唯一、植物由来品のみを取扱い
  2. HALAL(国内唯一)やRSPOなど各種認証にも対応
  3. 主原料は2カ国 合計4社から購入しており安心

海外での利用をご検討中の方

サンエース金属石鹸は、同じグレードを海外でも購入可能。そのため、都度使用可否の検査評価を行う必要はありません。また、ASEAN内FTA、EPAを活用することにより、関税撤廃(優遇)での輸入も可能です。3国間貿易(製造国、日本、仕向国)、海外購入(※)いづれも、日本国内で打ち合わせが可能で、日本のサンエースが品質を保証いたします。
※ サンエース日本経由でのご購入が条件となります。

海外購入時の他社比較

サンエース 国内A社 国内B社 海外C社
現地調達化 (輸出) × (国内渡し)
税制優遇 (日本締結のみ) (日本締結のみ)
日本取引
輸出費用一本化 (条件による) × (顧客手配)
外貨建て取引 ×
リードタイム
日本規格品
不具合対応
海外自社工場 × ×

採用事例・お客様の声

採用事例① 樹脂メーカーA社

海外子会社へ原料を輸出していたが、事務手続きが煩雑で現地調達したいと相談を受けました。 ローカルメーカーも検討されたようですが、日本国内での実績を説明し、三国間貿易による海外製造工場からの直送を提案し採用いただきました。
購買担当者 様購買担当者 様
国内取引と同じように注文すれば子会社へ最短で原料が届くので非常に助かってます。物流コストも削減できコスト面でもメリットがでました。今後は日本でのBCPも視野に入れたいと思います。

採用事例② マスターバッチメーカーB社

海外現法へ原料を輸出していたが、為替変動や手数料、事務手続きが煩雑で現調を検討。
現法からはローカルメーカー品の打診もあったようですが、聞いたこともないメーカーで、使用可否評価も手間と品質保証から反対意見あり進まなかったそうです。 当時使用していた国内原料メーカーに確認したようですが、あくまで国内港渡しで、輸出先での不具合までは保証できないと言われお困りのお客様。

サンエースについて。新規取引ではあるが国内大手との取引もあり、品質保証もクリアしました。 日本規格品を海外生産しており、現法へ直送することで輸出手続きや支払い手続きも一本化でき、部内の負担も増やさずにすみました。現調化だけでなく、日本国内のコストダウンやBCPまで可能性があると思います。

海外現地調達 サンエースを選ぶメリット

  1. 煩わしい輸出手続きは不要!
  2. 広範なアセアンFTAを活用し、関税・内国税での優遇措置あり
  3. 価格交渉、納入方法、支払条件など柔軟な契約が日本国内で対応可能
  4. 日本で使用グレードをそのままを海外で購入可能。PLにも対応。

原料コストの最適化をお考えの方

販売価格に含まれる「物流費」に関するご提案です。

海外生産のSAKグレードは、ご使用場所に最も近い港・倉庫で輸入保管します。輸送距離を最短とすることで、割高な小口配送費を最小限にとどめることができます。

また、ご購入量が多く、コンテナ受け入れが可能であれば、コンテナのままお届けすることも可能です。ドレージや倉庫荷役、小口配送費などの中間コストを削減し製品価格に還元致します。
コンテナ単位の販売では都度価格をご提示いたします。為替や市況を睨みながらのスポット購入も可能です。
※製造、海上輸送、通関と時間がかかります。2カ月前後の余裕をもってご注文ください。
価格はご注文時に固定しますのでご安心ください。

コンテナ輸入だけでは不安な方もいらっしゃいます。そんな時は、在庫販売品をバックアップとしてご検討ください。
想定外の受注増加や小口・端数での追加などは、国内在庫品での併用が可能です。定量的な大口需要とイレギュラーな小口を組み合わせてコスト・リスクの最適化が可能です。

コスト最適化の事例

関西から関東へ大型車チャーターとの比較

一般的なトラックチャーターの場合
 チャーター1回当たり ¥120,000 の場合
 ¥120,000 ÷ 8,000kg = ¥15/kg
サンエース活用(常陸那珂港から倉庫経由納入)
 倉庫への移動費  ¥35,000/回
 倉庫荷役、保管、配送費  ¥60,000/回
 合計 ¥95,000/回 ÷ 8,000kg = ¥11.8/kg

→ 8,000kgあたり、¥25,000削減可能!

サンエース活用(常陸那珂港からコンテナ直送)
 顧客への直送費 ¥40,000/回
 合計 ¥40,000/回 ÷ 8,000kg = ¥5/kg

→ 8,000kgあたり、¥80,000削減可能!

さらに、為替が3円円高となると…
 輸入原価で約¥6/kg の還元となり、
 ¥6 × 8,000kg = ¥48,000

上記コンテナ直送と合わせて、
¥128,000の削減が可能!

採用事例・お客様の声

採用事例① 建材メーカーA社

現行メーカーから値上げ要求があり相談を受けました。話を聞くと在庫スペースとデバン設備もあることからコンテナ単位での納入を提案しご採用となりました。
購買担当者 様購買担当者 様
コンテナ単位での購入で価格が下がるため採用しましたが、価格が特に安い時にまとめ買いすることによりさらにコストメリットが増えました。また入目変更することによりコンテナ積載量が増えるとのアドバイスをいただき大変助かりました。

採用事例② 産業繊維メーカーA社

現行メーカーから輸送費による値上要求があり相談を受けました。お客様に近い在庫拠点からの出荷での見積を提示したところコストダウンとなり採用頂きました。
購買担当者 様購買担当者 様
長距離輸送の為、値上げ要求は仕方がないと思っていましたが、まさか現行メーカーより安くなるとは思いませんでした。物流費の影響は大きかったです。またリードタイムも短くなり在庫スペースの削減にもつながり助かりました。